店舗スタッフインタビュー

SHOP STAFF

店舗インタビュー

MDNA SKIN/ReFa 銀座三越店

私たちが表現する「世界観」が、銀座のお客さまを魅了する

チーフイニシャルM.T

「一人のお客さまに、全員で接客する」私たちの本当の思い

お客さまが自分だけに付くのではなく、モデリスト全員がそのお客さまのことを知っていて、かつお客さまもモデリスト全員のことを知っている。そうして、お客さまに店舗のことを好きになってもらうことが一番大切なんです。たくさんのお客さまに「お店とブランドが好き」という状態になって欲しいんです。

これまでの経験で「●●さんがいなくなっちゃったから」という理由でブランドを離れてしまうお客さまが本当に多くいるんです。各ブランドで担当者がコロコロ変わることでブランドを転々とされている方もいます。その結果、なかなか効果が発揮されなかったりしています。私はそれが本当に残念でしょうがないと思っていて...スキンケアブランドでは本当に多いと感じてます。

人にお客さまが付いちゃうと、その人がいなくなったことによって、お客さまがそのお店にいかなくなっちゃう。美容師さんとかに近いかもしれません。せっかくブランドのことを知ってもらえたのに……とすごく寂しくなります。

ただ、こんな話をすると「自分がいなくなってもその店舗の売上を下げないため」と思われるんですが、本質はそこでは無くて...もっと深いところにあるんです。「店舗の売上のため」というのは、自分たちのエゴでしかありません。お客さまのためではないんです。
私たちがやりたいことは、「自分たちが本当に愛しているブランドを、お客さまにも好きになってもらい、好きでい続けてもらうこと」です。

まずはモデリスト個人を好きになってもらい、そしてメンバー全員を好きになってもらい、最終的に店舗を好きになって来店してもらう。
そうすることで、誰がどこに行っても、お客さまはブランドを好きでい続けてくれるんじゃないか、と思っています。

時には、他の店舗にいるときに、奇跡的にお客さまと再開することがあります。その時は「ブランドを愛するファン同士の奇跡的な再会」という気持ちになり、この上なく幸せな気分になります。

「あぁ、ずっとこのブランドを愛し続けてくれたんだ」と。
このために私たちは「一人のお客さまを、全員で接客します」。

「心から好きになり、好きと伝える」ことが私たちの表現する「世界観」

私が接客販売の仕事をスタートさせたのは18歳のころでした。
18歳そこらの女の子が40代、50代の大人の女性を相手にお仕事をすることになるんです。そうすると「あなたに何が分かるの?」となりますよね。おそらくモデリストの皆さん全員経験があると思います。

私なんかが、こんなことをお客さまにお伝えできるレベルじゃないけれど、販売しなきゃいけない。そんな状態で接客販売をすることが薄っぺらく感じたんです。そのモヤモヤがずっと心にあったんだと思います。

そうして時間が経ち、自分がそのブランドの商品を使い続けて、心から好きになった時に気づいたんです。お客さまに「この商品すごいですよ!」と心から言うことができた自分に。そして、お客さまが自分の話を喜んで聞いてくれていることに。

「心から好きになり、好きと伝える」ことに年齢は関係ありません。いろんな知識やスキルを身に付けることは大切です。しかし、それ以上に、自分がそのブランド、販売する商品を本当に好きなことが先だと思います。そうすれば、ちゃんとお客さまに伝わります。

そうやって、「心からの好き」を店舗全体で表現したい。
それは結果的に、ブランドの「情報」ではなく、ブランドの「世界観」が伝わり、銀座のお客さまを魅了する。

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