個人インタビュー｜株式会社MTG FORMAVITA

自分をおばさんって呼ばない。これが私のモットー。

〜57歳という年齢を感じさせない魅力とは〜
インタビューを始めて開口一番、C.Mさんから出た言葉がとても印象的だった。

実はまだ入社して4年目なんですよ（笑）
私、絶対に自分からおばさんって言わないって決めてるんです。あと、もう歳だから出来ないって自分で決めつける事も絶対しません。そう言った途端に出来なさそうな事はやらなくなると思うんです。
自分をあきらめない事。それが私の心掛けていることです。

こうしなさいと言わない事を大切にしてます

〜子育てから学んだ言葉の影響力と考える事の大切さ〜

自分の発した言葉って思ってる以上に影響力があったりするんですよね。
何気なく言った一言で、お客さまに商品を押し付けて買わせるような事はしたくないんです。
お客さまご自身が商品について理解して納得された上で購入していただきたいんです。
当たり前の事ですが・・・。だから商品をお客様と選ぶときは自分の事のように必死です。何が必要なのか、どうなりたい、どうしたいのか、それをお客さまご自身で考えて頂き、ご自身で決定・選択していただく。
これは一緒に働くスタッフに対しても同じ事を心がけてます。

そのように感じさせてくれた大きな出来事は子育てをしてる時でした。
息子が中学から高校に進学する際に、担任の先生から「学校どうしますか？」と聞かれた時、
その時の私は手に職があった方が良いと思い、専門系の高校良いんじゃない？と言ったつもりでした。でも、後に息子から「本当は普通科の高校が良かったのにお母さんが行けって言った」と言われたんです。後押しのつもりで言った一言が息子には押し付けられたと捉えられた事に凄くショックを感じた事を覚えてます。

ただ、この時に息子としっかり話しをしたんです。

迷ってる時にこうしたら良いんじゃないって言われて決めた事が、結果自分的に良く無かった時、それを人のせいにしてないかな？
それって本人にとってはプラスにならなくて、結局いつまで経っても失敗を誰かのせいにしてしまって、自分の行動についての責任はもとより自分で何かを「引き受ける」って事をしない人になっちゃうんじゃないかな。自分で責任を取れない人にはならないで欲しい。

この話をしたのは息子が20歳を過ぎた頃でしたが、自分の何気ない一言の重さを実感させられた出来事でした。

一緒に働いているモデリストの方々と一緒にたくさんの事を学んで、
自ら考え、自らの意思に責任をもてる人になれるよう、押し付けるのではなく一緒に考えられる人でいたいと思います。
優しい人と行いには優しい人と出来事が集まってくる。
いつも心に念じてます。(笑)